「キムタク好きなの?」
ちょうど子供達のお弁当を作り終わりTVに目を向けると、キムタクが出演していた。何やら水トアナと対談?インタビューの様なものが始まるとこだった。
思わず「キムタクだ!」と言って、TVの正面に座った。
まだ横で朝ごはんを食べていた娘に「キムタク好きなの?と聞かれ、「好きだよ」と答えた。
真剣にキムタクの話を聞いている中、「キムタクって何歳なの?」とむすめ。「50だよ。かっこいいよね~」とわたし。
16歳からしたら50歳なんて完全におじさんだし、もしかしたら流されるかと思ったが、「うん」と答えた。その瞬間、でしょ?かっこいいよね~と、まるでキムタクが自分の何かであるように誇らしげに言ってしまった。
女子高生にもわかるイケメンぶり。さすがキムタク。
インタビューの中で、グループが解散した時のことも話していた。
あの時、あーだのこーだのいろんな憶測などがとびまわっていて、私たち視聴者も何が真実なのか結局のところなんとなくしかわかっていない状況だったと思う。
その中でキムタクは、言葉で発するのではなく、お芝居や歌などを通して表現することにしたらしい。
う~ん。と真剣に聞き入ってしまったわたし。相変わらずキムタクだな~と。どこまでもキムタクだな~と。さすがにカッコ良すぎて、なんかじ~んとしてしまっていたわたしの視界に入ったのは、口いっぱいに含んだなめこ汁を吹き出してしまうのではないか、と思うほど震えながら笑うのを我慢していた娘の顔。
なんでやねん。てかむしろ、何がやねん。
とエセ関西弁もでてしまうくらいの温度差を感じた。
「ママと同じくらいの歳で、小顔ポーズしながら今キムタク観てる人、いっぱいいるかな」と。
そりゃ~全国には同じポージングで、同じ思いで、キムタクを食い入るように見てる人は溢れんばかりにいるに決まってるでしょ。と思いながらも、何の気なしに若者曰く小顔ポーズをしながらキムタクを見つめていた自分が急に恥ずかしくなった。しかも、じ~んとしたおかげで若干目もうるうるしてしまっていたことまでバレてしまわないか、目を逸らしてしまったわたしの恥じらい。
そしてそして大事な話。
ちょーど昨日、キングカズが海外に移籍するということで前園がインタビューしていたが、キムタクもカズと同じようなことを言っていた。
その言葉とは何か・・・と思い出そうとしているが、残念ながら脳みそがポンコツすぎて大事なところを覚えていないとゆう致命的なミスをしてしまっているのだが、つまりは要するに、いくつになっても挑戦できる。ということだったとおもう。
1番大事なことは、カズの話を聞いた時もそう。キムタクの話を聞いた時もそう。どちらもそういうニュアンスで受け取ったとゆうこと。
だから、40で萎えぎみだったわたしもまだまだ頑張れる!と思えたとゆうお話し。
大概の人は、歳をとって色々と衰えていく中で、自分でできないことを勝手に決めつけて領域を狭めていったり、何かに言い訳つけて諦めが速くなったりすると思う。
そもそも新しいことへの挑戦なんて、なかなかできない気がする。
今いる場所での現状維持を求める人の方が多いのではないだろうか。
わたしもそう。
わたしがそう。
でもね、まずはとりあえずの一歩を踏み出してみようと思う。
そして、継続は力なり。と、いつか言葉に出せる日が来ることを夢見て、明日も頑張ろう。